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2012年8月

2012年8月22日 (水)

膝栗毛外伝―青春大阪一人旅 最終回「ひかりさん」

もうちょっと大阪にいてもよかったのですが、帰省ラッシュにつかまって帰れなくなるとまずいので、名残惜しくも横浜に帰ることにしました。

 

さて、どう帰ろうか。青春18きっぷが一日分残っているので、これをうまく使ってできる限り交通費を節約したい。そしてこんなプランを立てました。

大阪→名古屋間は18きっぷで快速電車を乗り継ぐ

名古屋→小田原間は新幹線

小田原→横浜間は18きっぷで東海道線

これでだいぶ交通費を節約できるはずです。

 

プラン通りに大阪発の快速に乗って、名古屋を目指しました。

窓の外に見える琵琶湖をぼんやりと眺めながら時刻表をめくっていて、ある問題に気づきました。

 

小田原に停まる新幹線が少ない。

 

のぞみが小田原に停まらないのは知ってましたけど、こだまの本数がこんなに少ないとは思っていなかったのです。

それにこだまって、のぞみの倍以上時間がかかるのも知りませんでした。

このペースで乗り継いでいくと、横浜に着くのは日付が変わる頃。

 

いやだよー疲れてんだよー早く帰らせてくれよー

おうちでゆっくり熱闘甲子園見たいんだよー

 

心の中でそう叫びながら時刻表を何度も見直しますが、解決策は見つかりません。

新横浜まで行ってしまおうか。しかしそれでは、18きっぷを使う意味がほとんどなくなる。

 

そんな最中、時刻表の別のページをめくってみたら・・・

 

名古屋→小田原→新横浜 という新幹線があったのです。

 

その名は「ひかり532号」

すっかり忘れていました。新幹線界の大ベテラン、ひかりさんの存在を。

これなら熱闘甲子園までにおうちに帰れる。ばんざーい!

 

名古屋駅でひかりさんと待ち合わせました。

ひかりさんは素敵でした。そのお姿に、ベテランらしい風格を感じました。

あまりのうれしさに、社内でこんなものを飲んでしまいました。

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愛知なので鬼ごろしがよかったのですが、売店に売ってませんでした。

つまみはこれ

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豊橋名物のちくわです。

 

ひかりさんはさすがベテラン。ほろ酔いの私をエスコートして、何事もなかったように静岡を通過して小田原に着きました。この安定感、たまりませんな。


神奈川に入ればもう庭のようなもの。私は電車を乗りついで、無事横浜の我が家に戻ったのでした。

<完>

 

長い間読んでいただき、ありがとうございました。

横浜から大阪にたどり着くまでの道中は、こちらのサイトで動画が公開されているのでぜひご覧下さい。

なぜ私が大阪に行ったのか? 道中一体何があったのか? なぜここまで新幹線に感動するのか?

すべての謎は、この動画を見れば解ける。

bookradio膝栗毛、絶讃公開中!

2012年8月20日 (月)

膝栗毛外伝―青春大阪一人旅 第四話「ソウルフード」

ずいぶん遅れて甲子園を出た私、大急ぎで梅田を目指しました。

なぜかというと、梅田で「阪神百貨店のイカ焼き」がどうしても食べたかったのです。

 

前回大阪を旅したときにこちらのイカ焼きを食べて、そのおいしさに驚き、大阪駅or梅田駅を通る度に途中下車して食べました。五回は食べたでしょうか。

 

東京でも大阪のイカ焼きと謳っている食べ物はあるのですが、私が食べたのはどれもただのイカ入りお好み焼きでした。あの味わいと歯ごたえにはとても及びません。

 

頭の中で妄想をふくらませていくうちに、電車は梅田駅に着きました。

一目散に阪神百貨店地下一階のスナックパークを目指します。

行列に並び、ついに手に入れました。これが「阪神百貨店のイカ焼き」です!

Photo_2Photo

重ねてしまったので分かりにくいですが、今回はプレーン・デラパン・和風デラの三種類をまとめて食べました。

いやーうまいうまいうまい。一気に食べてしまいました。

通信販売もあるみたいだし、今度買ってみようかな。

 

そして、もうひとつ食べたかったものを目指して梅田地下街をうろうろ。

一緒に旅をしたMさんから「梅田の地下街に串揚げ屋があるから探してごらん」という話を聞いて、これは行かねばと思っていたのです。

歩き回ること数分。見つけました。ここですよ。

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串揚げですがな、皆さん。

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新世界に行く時間がなく、串揚げは食べられないと思っていたのでめっちゃうれしいです。お腹いっぱい食べました。

 

大阪のソウルフード、イカ焼きと串揚げを食べて、午後も大満足の私。

笑顔で梅田を後にしたのでした。

 

<最終回に続く>

2012年8月18日 (土)

膝栗毛外伝―青春大阪一人旅 第三話「聖地・甲子園」

甲子園球場: 一九二四年八月一日 開場。甲子の年に完成したことから甲子園球場と名付けられる。日本最古の野球場であり、かつ日本最大の野球場。春夏の高校野球の舞台として、またプロ野球・阪神タイガースの本拠地としてその名を知られる。長い歴史の中で数多くの名場面を生み出し「野球の聖地」と称される。

 

タイガースファンの私、大阪に来るたびに時間を取って、何度か甲子園に足を運んでいます。しかし今回は、高校野球が開催中でタイガースの試合がやってません。行こうかどうかはちょっと悩んだのですが、タイガースのいない甲子園も一度見ておきたいなと思い、今回足を運んでみました。

 

聖地に到着して、最初に目に飛び込んだのがこれ。歴代優勝校の校旗です。

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すんごいですわー。その隣にあったのがこれ。

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私が行ったのは六日目でした。

 

そして向かったのはライト外野席。甲子園のライトスタンドはやっぱり最高です。ここからグラウンドを見ると、なぜ聖地と呼ばれるのかがよく分かります。

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そうそう、甲子園の外野席って、高校野球の期間中はただなんですね。聖地にただで入れるなんて、関西の人がうらやましい。

 

席についた時はもう第一試合の終盤で、一息ついたら試合が終わってしまいました。

第二試合も少し見ていくつもりでしたが、甲子園では阪神ホームのライト側でしか見たことがないので、普段は見ることのないレフトスタンドで見てみることにしました。

 

そしてレフトスタンドに移動しました。普段見慣れない光景はとても新鮮です。

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本当は第二試合の途中で席を立とうと思っていたのですが、試合が面白くて動くことができません。結局最後まで見てしまいました。

 

甲子園は恐ろしい。見ていようと思えばいつまでも見ていられる。これが魔物の力でしょうか。

 

しかし他にも行きたいところがあったので、残念ながらここで席を立ちました。

 

席を立った後は、ここもずっとあこがれていた場所、甲子園歴史館を見学しました。

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ずらりと並んだ夢のようなお宝を目の前に興奮してしまい、撮影OKだったのに写真を撮るのを忘れてしまいました。すんませんね。

けどこれだけは撮影しました。深紅の優勝旗です。

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今年はどの学校が受け取るんでしょうねえ。楽しみです。

 

甲子園記念館を出て、最後はこれも阪神ファンにはおなじみ、甲子園の隣にある素盞嗚神社を参拝しました。

Photo_15Photo_16

阪神さんのご利益にあやかって、私も商売繁盛でいけますように。

(誰や、ダメ虎にご利益なんてあるんか? なんて言ってる奴は)

 

見たかったものは全部見たので、これで甲子園を後にしました。

 

時計を見ると、予定していた時間を二時間以上オーバーしていました。

楽しかったので、時間が経つのを忘れていたようです。

 

<第四話に続く>

2012年8月15日 (水)

膝栗毛外伝――青春大阪一人旅 第二話「阪神電車」

朝からおいしいうどんとコテコテの大阪弁トークに満足した私は、なんば駅へと向かいました。地下鉄御堂筋線に乗って、目指すのは梅田駅。

 

梅田駅からは、阪神電車に乗りました。

大阪へ向かう最中に、同行したN先生から「阪神電車のホームにあるミックスジュースはおいしいから飲まなあかんよ」と言われていたので、電車より先にホームのジュースコーナーを探します。

そして、ありました。ジューススタンド。

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これがおいしいと評判のミックスジュース。

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うん!うまいっ!横浜には無い味。これが大阪の味か。

 

またまたうまいものを飲んで大満足してから、260円分のきっぷを買って、 915梅田発の阪神電車に乗りました。

 

途中で武庫川という駅に停まったのですが、そこで私は衝撃的なものを見ました。

橋の上にホームができていて、足下に川が見えるんです。

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川が増水したら、このホームあっさり使えなくなるんじゃないか? といった余計な心配が頭に浮かびました。

 

東京でも二子玉川みたいに川にせり出した駅はありますが、完全に橋になっているホームは生まれて初めて見ました。

 

いやーさすが大阪。目的地まで飽きさせない。

 

しばし停車の後に電車は走り出し、再び目的地を目指します。

 

そして、ついに目的地に到着しました。

そこは野球の聖地・甲子園

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<第三話に続く>

2012年8月14日 (火)

膝栗毛外伝――青春大阪ひとり旅 第一話「なんばの朝」

先日、ひょんなことから東京から大阪まで各駅停車の旅をしました。

とても面白い旅でした。

どんな旅だったかはこちらのサイトで紹介してくれているので、詳しくはこちらを。

 

そして、せっかく大阪まで来たのだからちょっとくらい遊んでいこうと思った私は、皆さんと分かれてひとり旅に出たのでありました・・・

 

物語は、打ち上げを終えたミナミの街から始まります。

 

大阪までの旅を終え、同行した皆さんとミナミで分かれた私は、心地よい酔い加減のまま夜の大阪を散歩しました。

ミナミ名物・グリコの看板

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道頓堀川

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かに道楽

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心斎橋筋

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さすがに知らない街なので、いつものように別の店に入って飲み直そうという気持ちは起きず、散歩を終えたらすぐにホテルに戻りました。

 

そして向かえた翌日の朝。

散歩と朝ご飯を兼ねて、私はミナミからなんばへと足を伸ばしました。

法善寺横町、なんばグランド花月としばらくうろうろした後、入ったのがこのうどん屋。

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店に入ってうどんを注文すると、カウンターのおっちゃんがコテコテの関西弁で話しかけてきました。

「おにいちゃんどっから来たん?」

「横浜!わい横浜詳しいで。昔鶴ヶ峰に住んでたんや。仕事でも色んなとこ行ったで。逗子、三浦、座間、武蔵小杉、川崎。いっぱい知っとるわ」

「うまいやろ。東京でこの値段じゃうどん喰えへんからな」

「うちの店は有名なんやで。ガイドブックにも載ってるから、外人さんもいっぱい来るんや。昼間なんか店の前外人さんで毎日大行列や」

と、いくらでも話してくれます。

 

いやーうれしかった。せっかく大阪に来たんだから、こんなコテコテの大阪を見たかったんですわ。

 

朝からおいしいうどんと楽しい会話に大満足の私は、この日の目的地を目指してなんばを後にしたのでした。

 

<第二話に続く>

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